ZOROPPE

いつもじぶんにごくろうさん

いいから聞かせて、と言う女

ぽえむのアイスコーヒー

今日は起きたら朝の九時くらいだった。ここ最近ずっと六時起きだったのでひさしぶりにゆっくり寝た。世の中は三連休のようだが私は仕事だ。土曜日に仕事をするのもひさしぶりだ。明日もあさっても仕事だ。基本、土日休日は印刷屋がストップするので締め切りをせかされることがあまりない。のんびり仕事ができていい。数年前は土日の仕事があたりまえだった。だいたい仕事をくれる人(編集者)が土日に休むために金曜日に「週明けまでにお願い」と材料を入れてくる仕事がほとんどだったからだ。

そのぶん私は平日に休みを取ってはどこか旅行に出かけていた。どこかといってもだいたい京都だった。年に二、三回京都に行っていた。もうここ二年、京都に行ってない。なぜ京都に行っていたかというと好きだったからだ。なぜ好きかというと話が長くなるからやめます。話が長くなるから、というのはそんなにおもしろくないし話すのが面倒なときによくそう言います。それでも「いいから聞かせて」と言う女は、こいつプロだな、と思ってちょっと警戒するか、惚れることにしてる。

最近は仕事が少なくなったので土日も休むようになった。きっと今の私は世の中の平均から比べてぜんぜん仕事をしていない。土日にベビーザらスなんかに行くととくにそう思う。ベビーザらスにいるステップワゴンで甚兵衛にサンダルみたいなお父さんたちの「家族サービスしてあげてる感」に圧倒されてしまう。すごいな、と思う。平日昼間、カミさんが他の男とのメールに夢中になってることも知らずに、ふふふ……とも思う。

今日も散歩はしなかったけど、これから車でツタヤに行く。

今朝、妻が突然「私も脚本を書く!」と言ってさっそく書き始めていた。なので夕飯は私が作ることになった。

今日のきれいごと◎ふた股とかよくない。なによりそういう器用なこと俺にはできない。よしんば妻は妻、セフレはセフレだと思う。