ZOROPPE

いつもじぶんにごくろうさん

休日の午後

たかがラーメンごときで行列に並んだりはしないけど、タンメンとなれば話は別だ。開店前からいつも人が並んでいる近所のタンメン専門店に行ってみた。

30分ほど待って目の前に出てきたタンメンは、ちょいと煮込み過ぎの感もある野菜とにごったスープに平打ち太麺、加えてこの店の特徴ともいえるレンゲ一杯分くらいの刻みしょうががどんぶりのふちにぷりっと盛ってある。

食べてみればただただ味の濃い土方向けタンメン。違う違う、そうじゃ、そうじゃなーあい、と心でつぶやきながらいちおう完食したけど、たぶんもう並ばない。

しょうがが効いたのか店を出てしばらくしても汗が噴き出してきて止まらないので、着ていたパーカーを脱いで腰に巻いてボーダーのTシャツにジーンズで自転車にまたがって走っていたら自分が20年くらい前の松下由樹かと思う(主題歌は永井真理子)。

あと、帰ったら昼寝しよう、もっと透き通ったスープの麺が美味しいタンメンが食べたい、おっぱい揉みたいと思いながら帰ってきた。