シブい息子
4歳の息子がいつのまにか「シブい」という概念を覚えた。
昨日、息子に「なあ、この深川江戸資料館ってとこ行ってみようぜ」といってホームページ見せたら「そういうシブいのはあんまりすきじゃない」と冷たく言われて、思わず笑ってしまった。
趣きがあってカッコいい、という意味で私が日ごろよく使う言葉だから息子も覚えたのだろうが、考えてみれば「シブい」というのも「ヤバい」と同じでもともとあまり良くない意味から、いつのまにか転じていい意味でも使われるようになったんだろうな。
シブい発言が父親にウケたことに気を良くした息子は「まだ4さいだからさ、そういうむかしのひとのシブいのはすきじゃないんだよなあ。ドラマの『あいぼう』とかのシブいのはすきなんだけどね」などと言いやがる。
なんだよ、おまい、ずいぶんしびいこというじゃねえかよう! んにゃろう! んにゃろう!
と息子の頭をくしゃくしゃしてやった。