はたらくおじさん
近々、友人の結婚式があって、こまごました印刷物の作成を頼まれています。
これまでも数々の(金にならない)友だち仕事を喜んで引き受けてきましたが、だいたいが「てきとうにぱぱっとそれなりにかっこよく」という注文で、こちとらまがりなりにもプロですから、素人の言う「それなりにかっこよく」というハードルは簡単にクリアできても、逆に「てきとうにぱぱっと」というのが難しいです。
こだわりやプライドみたいなものが邪魔をする、というやつです。
なので、データだけ作って送るからあとはそっちで好きなようにプリントアウトして、と言うとヤッコさんもやはりそこいらへんが面倒なのでしょう「せっかくの記念日に招待客に配るものだから、いくらお金がかかってもいいからいちおう印刷で頼みたい」などという。
こちらとしては「いくらでも金かけていい仕事」ほど嬉しいことはありませんが、たかだか余興で歌う長渕の「乾杯」の歌詞カードを列席者用に150枚刷るのに、三万円もかける夫婦の未来がちょっとだけ心配です。
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あいかわらず就職活動中です。就活については書きたいことが山ほどあるんですが、twitterでカンニングがばれる時代ですからあえて書きません。
いつか落ち着いたら、就活中に出会ったいろいろな会社のいろいろな人たちのおもしろい話をみなさんにもできると思いますが、たぶん「旬を過ぎた話題」と判断した私が面倒になって書かないことでしょう。
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なかなか就職が決まらない原因を時代のせいにしてみたり、自分のせいにしてみたり、口には出さないけど、抱えているもやもやは日に日に大きくなります。
ただ、少しずつ就活のコツみたいなものは掴みかけてきたようです。
いろいろな会社に行ってそこで働く人たちの様子を垣間見るにつけ、
♪はたらくおじさん、はたらくおばさん、こーんにちはー
と心の中で口ずさみながら、それこそ一兵卒気分でテストや面接を受ける余裕が出てきました(一兵卒って言いたかった!)。
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あさって38歳になります。
はたらけ、おじさん。うん、わかってる。